私は、統合失調症に罹患して水をよく飲んでいます。自分でも不思議だったのですが、なんとも思いませんでした。下関の援護寮に来て、自分で精神病の勉強して、水を飲みすぎるのは抗精神病薬を飲むと、副作用として口渇してきますので水を極端に飲む事が分かりました。幸い私は、このように水を飲んでいましたが、度を超すと水中毒になるということが分かって、水を飲むのを控えています。氷を口に含んで対処していました。水を含んでうがいをするなどの対処も効果があります。
水中毒(みずちゅうどく、Water Intoxication)とは過剰の水分摂取により生じる低ナトリウム血症を起こす中毒症状です。
原因は、人間の腎臓が持つ最大の利尿速度が16ml / 分であり、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で細胞が膨化し、低ナトリウム血症を引き起こすところにある
症状
血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。
- 130mEq/L - 軽度の疲労感
- 120mEq/L - 頭痛、嘔吐、精神症状
- 110mEq/L - 性格変化や痙攣、昏睡
- 100mEq/L - 神経の伝達が阻害され呼吸困難などで死亡
簡単に言えば、血液中の塩分(ナトリウムイオン)濃度が低下しすぎて命にかかわる。
原因
水分の過剰摂取が直接の原因である。水中毒は統合失調症の患者に多いことが知られており、抗精神病薬の副作用とバソプレッシン[バソプレッシン(英:
Vasopressin)は、ヒトを含む多くの動物で見られるペプチドホルモン である。下垂体後葉から分泌され、抗利尿ホルモン(英: Antidiuretic hormone, ADH)、 血圧上昇ホルモン、バゾプレシン]の持続的分泌が関係するという説がある。この説では、抗精神病薬の長期投与によって視床下部の口渇中枢およびバソプレッシン分泌細胞のドーパミン受容体感受性が亢進する。このため口渇とバソプレッシン促進によって腎臓からの水分再吸収が盛んになり血漿浸透圧が減少するが、ナトリウムの再吸収は行われないため低ナトリウム血症を引き起こすとされる。
抗精神病薬を服用していなくとも、極端な水分の摂取をすれば水中毒は起こり得る。例として、2007年1月12日に、カリフォルニア州サクラメントでラジオ局が主催した「排尿を我慢して大量の水を飲むことを競う」イベントにて、水中毒による死者が出たことがある[2]。
下痢などで激しい脱水症状を起こした時に、スポーツドリンクを大量に与えると、特に乳幼児において、水中毒を惹起することがある。これは、病的脱水時の水補給には一般的なスポーツドリンクではナトリウム濃度が低すぎ[3]、低ナトリウム血症となることが原因である。病的な脱水時には経口補水塩を用いるべきである。
脚注
2. 7.6リットルの水をトイレに行かずに飲み干した28歳の女性が翌日に死亡し、 検死 の結果、水中毒であることが判った。ニューヨークタイムズ記事などによる。また、米紙ロサンゼルス・タイムズにおいては、2002年のマラソン大会でも、マラソン後に水を大量に摂取して死亡した人の事例があり、それを機に危険性が知られてきたとの内容が伝えられている。
3.
一般的なスポーツドリンクで10〜20mEq/L。
水中毒―Wikipedia 参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%AD%E6%AF%92
【編集後記】私もこの目で水中毒で亡くなった人を見たことがありません。それらしい人は、みたことはあります。私の知り合いに一日にどのくらい飲むのかと尋ねたことがあります。彼は2Lのペットボトルの水を1分もかからずあっという間に飲み干してしまい私はびっくりしました。彼は、1日に 15L以上は飲んでいると言っていました。私もそんなには水を飲みませんでしたが5Lくらいは飲んでいましたね。今思い出せば、頭痛と嘔吐の症状がありました。水を飲むだけでそれが限度を超えていたら死に至るとは恐ろしいことです。私は援護寮ヒエダで統合失調症のことを勉強して、水中毒を知っていたので、自分なりに氷を口に含んだり、水を口に含んでうがいなどをして対処していました。冗談ではないけど、彼の友達は20L以上は水を飲んでいる人がいるといっていました。怖いことです。皆さんも水の多飲には気をつけてください。
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