メンタルにゅーすヒエダ

 

PCオーディオ」

2017515日  Vol.229

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM

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 私のマイブームはPCを使用した音楽を聴くことです。昔からオーディオはお金のかかる趣味でした。オーディオマニアは高価なスピーカ、アンプ、プレイヤー等々にお金をかけて、いい音を出して音楽を聴くことに没頭します。3年前、下関の駅前のデパートに行ったとき本屋で「PCオーディオ」という本に出会いました。何冊かPCオーディオの本を買い求めていました。歳のせいか、同じ本を3冊買ってしまいました。(笑)

 私が、このPCオーディオに興味を持ったのは、オーディオにはお金がかかりますが、PCオーディオの目標は、お金をかけずにいい音を聴くことが出来るからです。取りあえず、ネットにつなぐ事ができるパソコンとUSBDAC(デジタル信号をアナログ信号に変える変換機で12千円くらい)2万円くらいのヘッドホンを購入しました。

 コンピュータの中の信号はノイズだらけですので外付けのUSBDACで音声信号をデジタル信号からアナログ信号に変換して、外部アンプでアナログ信号を増幅します。それだけでいい音を聞く事ができます。もう一つのいい音を聞くためには、フーバー2000と言う無料音楽ソフトのインストールをします。取り合えず1万円くらいかけて高音源のソフトのアルバムを、私はe-onkyoのネットで購入したりしています。また、私は所蔵のCDを高音源化してPC−オーディオを楽しんでいます。私の世代では、カセットのウォークマンを初めて聴いたときに頭の中がクラクラーっとした事を覚えていますか。それと同じ感覚になったのが何十年ぶりに同じ感覚になり、私自身思い出しました。

 高音源化した音を聞くと、もう普通の音源の音楽を聴くのが馬鹿らしくなります。PCオーディオで音楽を聴くためには、ちょっぴりの音楽の知識、少しのPCの知識が理解できればいい音にめぐり合う事ができます。私は、例によって、3年くらいの時間がかかりましたが諦めず、投げ出さないで音楽・PCの勉強をしながら何とかいい音にめぐり合いました。こういった事は、私の資質が大いに関係している事に気付きました。私は、けっして優秀ではありません。私は、物事に努力する才能があります。時間をかけて勉強し、自分のやりたいことを継続し実現する才能があることに気付きました。これは、メンタルにゅーすの編集を継続することで私が体験して分かった事です。

 皆さんは音楽を聴いたりするのにiTunesで音楽アルバムの管理をする人は多いと思います。私も音楽アルバムは、iTunesで管理しています。PCの中に何千枚もの音楽アルバムデーターを入れて管理が出来ます。物理的にCDが千枚あるとしてそれを管理するのは場所をとりますし重量もあります。PCのメモリーの中に音楽データーを入れるのには場所も重量もとりません。これは、最近のHDDのメモリーがG(ギガ)化からT(テラ)化したことにより、音楽アルバムのデーターをPCで管理する人が増えてきました。

 PCは私たちの生活の中に入ってきました。仕事をするのにPCに依存する事が多く、私はPCがなければ、仕事をする事ができません。仕事をするのにPCがないと何にも出来ませんし、仕事をするのにPCを使えることが暗黙の了解である時代になってきました。私も病気と障碍を持って生きてきてCIL下関で働いて15年近く時間が経ちました。ITの技術は西暦2000年を過ぎた頃からPCは急速に進歩しました。

 私は、メンタルにゅーすの編集で、ニュースのこと、継続の大切さ、モチベーションの維持、その他多くのことをメンタルにゅーすで教えられました。仕事で培った物事の考え方、人間関係・仕事のやり方等教えられました。そんな事で、PCオーディオの趣味に応用する事ができました。それと私は物事に対してあきやすの惚れやすです。長く物事を継続するのが苦手です。この事は自分で自分のことを良く分かっています。自分のことがよく分かっているので注意して仕事や生活をしています。

 

【編集後記】

 長く生きてくると自分がどのような性質の人間か分かってきます。今回のメンタルにゅーすでは、私の仕事のことから趣味でPCの使い方を覚えて生かした話を取り上げました。私は、仕事も趣味も長く続けていると公私の両面で役に立つ事をPCオーディオのお話を例として取り上げました。私は自分のやりたいことの成果をすぐ期待せず、慌てず急がずに継続してきました。物事は、結果を急がず、あわてず・ゆっくりと確実に公私のことを色んな面に役立てて生きていきたいなと思います。職場にPCの師匠が二人おりますので、分からない事があると彼らを捉まえてPCのことを教えてもらっています。私は、PCに過度な要求を出してPCを動かします。プログラム自体を細かく処理ごとに分けたり、様々な工夫をしてPCがうまく動くように使っています。人間でもPCでも過度な要求を出しても、いい結果は出ません。これは私の経験ですが、目的をはっきりさせ、段階を追っていく事が大切な事です。いくら機械のPCとしても過度な命令を出すとろくなことになりません。それを今回の公私の中で、その経験したことを参考に皆さんにお話しました。

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