メンタルにゅーすヒエダ

 

「最近の私の生活」

〜私の結婚についての考察〜

201883日  Vol.257

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM

TEL(083)-263-2687

FAX(083)-263-2688

E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

URL    http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html

 妻の友達で事実婚のカップルがいます。ご主人は、アルバイトの掛け持ちをしているそうです。奥さんはメール魔で1日に数件SAMの妻に届きます。妻は、返事は出しませんが目を通しているようです。

 健常者でも独身者が多いようです。非正規雇用などの社会問題が絡んでいるようです。アルバイトの掛持ちで生活している人が多いようです。非正規雇用の大部分が何も保障もなく、一人で生活するだけで精一杯なようだと思います。

  SAMと妻の生活ですが二人とも働いていますので生活費は均等に半分ずつ負担しています。仕事はSAMは嘱託で働き続けようと思いますが、働けるだけ働こうと思っています。こう考えているのは、SAMの老後の資金に不安があるからです。今は働いているのでちゃんと生活ができていますが、仕事をやめてしまうとやはり不安です。老後の資金にとお金を貯めていますが遅々として余り貯まりません。生活レベルを上げたのを下げるのは、難しいと友人が言っていました。別に私たち二人とも派手に生活はしていません。質素倹約をむねとして生活しています。

  SAMは来年4月で定年になります。定年後も嘱託で働くつもりでいます。そしてSAMが編集しているメンタルにゅーすを続けていこうと考えています。メンタルにゅーすはオンラインのホームページにして8年くらい、編集して15年になります。自分でも良く続けているなと感心します。SAMが今まで何かを始めて続いているのは、ニュースレターの発行だけです。その始まりは、援護寮(病院と社会の中間施設)からですから下関にきてから17年になります。

 私が49歳、妻が47歳のときに結婚しました。職場結婚ですが妻が私より8ヶ月後に就職しました。それから妻の人となりを数年間観察していました。妻にはちゃんとプロポーズしましたし婚約指輪を渡し結婚式を挙げました。人としてのけじめはつけてきたつもりです。今では妻が私の公私に渡りサポートしてくれます。大変有難いことです。

  SAMと妻には年に4回イベントがあります。お互いの誕生日祝い、結婚記念日、クリスマスには外食をします。これだけは毎年続いているイベントです。それと、年に1回旅行をしています。もともと出不精の私には珍しく妻に引っ張られて外出する機会が多いです。また、土日のどちらか1回は外出しています。自家用車を処分して1年が経ちます。私の住んでいる近辺はJRの駅やバス停があり交通のアクセスがあり便利です。平成2910月妻が自家用車処分したらと背中を押されたのでその通りにしました。これからは行きたいところに行けなくなるよと伝えましたが、それでいいよということでした。それで、車の処分をしました。自家用車の維持費が年に30万ちかくかかりますので、当初は車をよく利用していましたので、便利でしたがここ数年は確かに車を利用する機会が減りました。そういった理由で処分しました。車の運転はやめたわけでなく、仕事で使っています。

 私は晩期になり結婚できてよかったです。自分のように無口で社交的でなく、無愛想なSAMとよく結婚してくれたと感謝しています。私は、妻が何故自分と結婚してくれたのか疑問がありますが、何かSAMの良いところがあったのだろうと思います。今ではそう思って妻との共同生活を維持しています。

【編集後記】

  SAMは一生結婚できないと考えていました。自分のように意地っ張りで頑固な人間が結婚できるものかと考えていました。上司のKMに会うまでは統合失調症(精神分裂病)者に未来は無いとかたくなに思っていました。そんなSAMCIL下関・NPO法人らいとで働いて上司を見て変わりました。自分にしかできない仕事を見つけて、自分で考えて働くようになりました。自暴自棄になる事は今ではもうありません。妻と結婚して、いろいろなことを教えられました。自分自身で感心しますが穏やかで真面目に生活・仕事を送っています。下関に来て援護寮に入所して,CIL下関・NPO法人らいとに就職して今では良かったです。それから妻と結婚できてよかったです。彼女は私のいい面も悪い面も含めて結婚してくれました。これからも妻を大事にして、穏やかに長生きがしたいと思っています。そのためには、私が働ける間は働き続けようと思います。下関に移住して私の生活・仕事が好転したのは良かったと思います。

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