メンタルにゅーすVol.26 メンタルにゅーすVol.26

 

メンタルにゅーすヒエダ

 

セルフ・ケア

 

2008年  Vol.26

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関 編集 SAM

Tel(0832)-63-2687

FAX(0832)-63-2688

E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

URL  http://members.jcom.home.ne.jp/s-cil/

 病気や障害を持って生きることは大変なことだと、ここ最近よく考えています。楽しいことより、辛いことのほうが多いように感じます。楽しいことは一瞬のことで後は、重苦しい毎日の繰り返しです。しかし、皆さん考えてみてください。毎日が、盆や正月で遊びほうけたり、仕事をしないで生きていけたらなと思うことはありませんか?私も然り、仕事をしないで生きていけるのなら、仕事をしたくありません。それなら何故仕事をするのか・・・・・・・・?自立して生きて社会に貢献するためです。だれも、自分のことは自分で責任をとって生きていくのは当たり前のことです。

 ここで、メンタルニュースの今号のテーマに入ります。自分のことは自分で責任をとると言うことを先ほどお話ししましたが、皆さんは自分の身体のメンテナンス(保守:セルフ・ケア〈身繕い、自己管理〉)はしていますか?

 例えば、洗顔・歯磨き・入浴・ひげ剃り・化粧など、清潔な衣服の着用、バランスのいい食事、睡眠などなど・・・・・・・

しかし、身体管理として、人間ドックなどの定期検診をしている方は、それ程居ないのではないでしょうか?人間長く生きているとどこか機械のように故障して、病気になってしまうことは多々あります。生活習慣病、加齢によるもの、ウィルス性のもの、事故、怪我など・・・・と数え切れない原因で病気や怪我になってしまいます。

 ここで皆様に、耳寄りな情報を一つお知らせします。国民保険、親の扶養の保険、自らの社会保険、共済保険などのいずれかに皆さんは加入していることと思います。特に、自分で国民保険に加入している人は、人間ドックなんてお金がかかるから絶対受けないと考えてはいませんか?大丈夫です!人間ドックは1年に1回受けるならば、国民保険からの補助があります。H20年度からは現在下関市議会で見直しがかけられております。H19年度まで有効の資料を参考に紹介します。

 

人間ドック利用補助事業(利用者料金)

コース

総費用

市負担額

個人負担額

Aコース

12591

10081

2510

Bコース

37642

29982

7660

Bコース+脳ドック

63892

48352

15540

 

国民健康保険の外来人間ドックのご利用を(200541日号市報「かがやき」より)
対象 国民健康保険加入者で35歳以上の方
本人負担額 Aコース(検査9項目)=2510円 Bコース(検査18項目)=7660円 Bコース+脳ドック=1万5540
注)40・50歳の方は半額。
検査医療機関 下関市医師会病院、中央病院、済生会下関総合病院、下関厚生病院、関門医療センター、豊浦病院、豊田中央病院、山口総合健診センター
申し込み 国民健康保険証を持って、保険年金課(市役所3階)、本庁の各支所、各総合支所へ。
詳細 保険年金課(Tel.0832-31-1668)、各総合支所健康福祉課 菊川(Tel.0832-87-4003) 豊田(Tel.0837-66-2180) 豊浦(Tel.0837-72-4023) 豊北(Tel.0837-82-1922

 

【編集後記】

 私は、下関に来て援護寮を退寮する時に、国保で人間ドックを受けました。理由は、年齢が40歳を越えていたし、就職した記念に初めて受けました。胃の検査は、胃カメラでした。検査の前に注意しておくことを守っていれば、さほどきつくはありませんでした。ただ、統合失調症に罹患して20年以上、この世をさまよい、自暴自棄になっていたことなどなど、身体のメンテナンスを全くしていなかったので自分の身体が心配でした。

 その時期、私は服薬の遵守により不完全寛解状態でしたがかなり病識がありました。40歳を越えてから精神病のことをいちから自分で勉強しました。大変、後年の仕事に役に立ちました。勉強した感想は、何故もっと早く始めなかったのか、そうすれば、また違った人生があったのではないかと、自問自答しております・・・・・・

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