メンタルにゅーすヒエダ 「生活保護」 |
2019年1月4日 Vol.266 CIL(自立生活センター)下関発行 ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM TEL(083)-263-2687 FAX(083)-263-2688 E-mail
s-cil@feel.ocn.ne.jp URL http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html |
今回は、生活に困窮したときの生活保護の受給相談についてです。ネットで調べていたら、生活保護の相談にNPO法人POSSEがありましたので掲載します。
■どんな相談を受けていますか?
NPO法人POSSEでは、生活保護の利用に関する相談を受け付けています。
・生活に困窮し、役所に生活保護の申請に行ったが、申請させてくれない
・住居がない状態で申請に行ったら、施設に入れと言われた
・ケースワーカーからひどい言葉を投げつけられた
・ケースワーカーから誓約書や生活保護の辞退届を書くよう迫られている
これらのような、生活保護の利用に関するトラブルの相談を受け付けています。
自分だけのささいな問題だと思っていたり、自分が悪いと自分を責めていたり、相談するほどのことなのかわからなくても、それが行政窓口での不適切な対応だったり、行政側に問題のある生活保護受給中のトラブルだったり、解決できるケースであったりすることは少なくありません。
■私も生活保護を受けられるのでしょうか?
生活保護制度は、生活に困っている方で一定の要件を満たせばどのような方でも利用することができます。
→生活保護制度について
→最低生活費の計算はこちら
■役所に行っても申請させてもらえない……
しかし、本当は生活保護を利用できるのにも関わらず、役所に行って生活保護を受給したいと伝えても「若いから受けられません」「家族に養ってもらえ」など、生活保護の申請には関係ない話を持ち出して申請させないようにさせる「水際作戦」がおこなわれる場合があります。
■受給はできたが、ケースワーカーの対応がひどい……
また、生活保護受給中であっても、ケースワーカーが必要以上に生活を管理しようとしてきたり、保護の打ち切りをほのめかして就労などを迫ってきたり、ほんらい支給されるはずの扶助を不当に支給しなかったりなど、さまざまな不当行為を受ける場合もあります。
■専門スタッフが解決をサポートします!
ご相談いただいた場合、相談内容に応じた法律・制度の知識や、解決の仕方をアドバイスいたします。
生活保護の申請などに関しては、NPO法人POSSEスタッフが解決のための具体的なサポートをできる場合があります。申請書類の作成をお手伝いし、一緒に行政窓口へ申請に同行することもあります。
事例によっては、生活問題をいくつも解決してきた、弁護士などの専門家をご紹介することもできます。
相談内容と、ご相談された方の希望をお聞きしたうえで、 適切な対応をお伝えしますので、ご安心ください。
※相談は無料です。
※ご相談いただいた方の個人情報は、厳守いたします。
※ご相談内容は、個人が特定されない形で調査等に利用する場合がございますので、ご了承ください。
現在、相談の増加により、電話がつながりにくくなっております。電話がつながらなかった場合は、お手数ですが、留守番電話へメッセージを残していただくか、下記のアドレスへメールにて相談をお送りください。
留守番電話の場合は、@生活相談をご希望であることと、A端的なご相談内容を残していただきましたら、順次折り返しご連絡をさせていただきます。
メールの場合は、下記アドレスにご相談内容をお送りください。可能であればメールで相談をいただけますと、確実に対応することができます。
また、来所相談をご希望の方は、相談スタッフが相談等で事務所に不在の場合もございますので、必ず事前にメールまたは電話にてご連絡をお願いいたします。
■メール相談
【東京】
soudan@npoposse.jp
【京都】
kyoto@npoposse.jp
【仙台】
sendai@npoposse.jp
ご相談いただく際に、以下のような具体的な状況をお書きいただけると、スムーズに対応することができます。
@性別
A年齢
B地域(市区町村まで)
C世帯員数
D現在の所持金(預貯金含む)
E現在の月々の収入
F資産の有無(自動車や生命保険など)
G病気や障害の有無
H(アパート居住の場合)家賃額
※全て書いていただく必要はなく、差し支えない範囲、分かる範囲で構いません。
■電話相談
受付:平日(月・水・金)18〜21時/土日祝 13〜17時
TEL:03−6693−6313
全国からの相談を受け付けています。
【編集後記】
SAMは23歳のとき統合失調症を発病して、生活保護の手続きをしました。SAMの両親も生活保護を受けていましたので、私の生活保護はすんなり通りました。幻聴と妄想がありましたので、仕事に採用されても仕事中にSAMの悪口の幻聴や被害妄想などで仕事が続きませんでした。8年間くらい自宅に引きこもっていました。通常の昼間の仕事は、朝起きれなくて夕方からの中学生の家庭教師の仕事が割と長く5年くらい続きました。しかし鬱がひどくなって、再度生活保護を受けました。父は亡くなり母はSAMに呆れてSAMが37歳のときに家から出ていき別々に生活をしていました。母は老人ホームに入所していました。生活保護は最後の社会福祉のセーフティネットですので困ったときがあったら、精神保健福祉士(PSW)などの福祉従事者に相談して生活保護の手続きに立ち会ってもらいましょう。時々説得されることがありますが、それに負けず申請書を必ず出しましょう。
お隣の福岡県北九州市は受給申請書を受け取らず、自宅で餓死した人がいました。酷い酷すぎる。自分一人で心細い時は、福祉従事者に付き添ってもらいましょう。