メンタルにゅーすヒエダ

 

「聴力の衰え:老化A」

20191018日  Vol.283

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM

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 ここ2,3年くらいだろうか、耳の聞こえが悪くなりました。その話を義理の弟と話す機会がありました。義弟に、耳垢をどのように取っているかと尋ねられました。風呂上りに綿棒で採っているというと、綿棒では逆に耳垢をつめているようになるので、耳鼻科に行って耳掃除をしてもらうとぜんぜん音の聞こえが違うよと言っていました。私はまさかと思いましたが耳鼻科に行きました。耳はきれいに掃除され詰まってないとの診断でした。そのときに聴力検査をしましたが、普通で特に問題はなかったです。次に鼻を診て鼻が詰まっているので耳の聞こえが悪いと主治医に言われました。私の聴力の変化は連れ合いがソニーのTVMAX30くらいのボリュームが12で聞こえていたのが今は治療をしても10で聞いている事が多いです。主治医が言うには、耳と鼻はつながっているので、鼻が詰まると聞こえが悪いよといわれ出来るなら毎日治療にきたらと提案されました。連れ合いと話したら、主治医に鼻の詰まる原因とどれくらい治療をしたら治るか聞いてみたらと提案されました。会社で毎年受ける、一般検診での聴力検査をしても異常はありません。

それで、連れ合いが言うように鼻の詰まる原因と治療にどれくらい通えばいいのか聞いてみようと思います。治療をすると確かに1日は聞こえがボリューム8で良くなったように思いますがそれを過ぎると、聞こえはボリューム10TVを見ています。ボリュームの設定に変化はありません。何か耳鼻科の治療が眉唾物だと思うことがありますので主治医に確認を取ることを考えています。実は耳の聞こえが悪くなったのは、連れ合いがボリュームを12にするからだろうと思います。しかし連れ合いも、聴力検査で異常はありません。

はてさて、どうしたものか耳鼻科に今日行ってみます。疑問点を2点主治医に聞いてみました。今まで口呼吸だったのが鼻呼吸になったので、鼻が敏感になって鼻が詰まり、耳の聞こえが悪くなるといわれました。耳と鼻はつながっているので、鼻が詰まると耳の聞こえも悪くなるとのことです。耳鼻科に行っても、普段の生活でTVを見るボリュームは変わりがありません。しいていえば、耳鼻科に行きだして口呼吸から鼻呼吸になりました。呼吸が非常に楽になった事は特筆すべき事です。何か対処療法のようにみえますが結論として、暫く耳鼻科に通院してみようと思います。もう一つ変わった事は、集中力がついたように思います。また、どのくらい治療に通えばいいのかと聞いてみますと,それは分からないと言われていました。私は再度尋ねました。そうしたら、SAMが耳鼻科だけの通院治療なら速く治る見通しあるといわれました。ところが、私は精神薬、肩の薬、血圧の薬、高脂血症の薬などの治療を受けているので、身体の持つエネルギーが分散されて、鼻の治療は時間が掛かるとのことです。

騙されたと思って、SAMは、3ヶ月耳鼻科に通院してみようと思います。医学の知識のない自分が我流の判断をしない方がいいのではと思います。対処療法のように思えますが暫く週2回の通院を続けてみます。しかし、耳の聞こえはあまり変化がないように思えますが鼻呼吸ができるようになったのと、集中力が増したのが変わった事といえば変わりました。

眉唾物の治療といえば、6年位前に腰が痛くなり、10m歩いては座り込み10m歩いては座り込む間欠跛行(はこう)がありました。事務所の近くのリハビリテーションクリニックに半年間通院しました。結局、病院を変えその病院で腰の脊柱間狭窄症と診断され手術をして腰は治り、跛行はしなくなりました。このとき思ったのは、たとえ医者の資格を持った人でも、見立てが違う事と患者のQOLを考えた医療の提供するのがベストな事だと思いました。患者の声をよく聞いて医者は治療を続けるべきだと思います。

私のおおきな手術や病気は、18歳のときの腰のヘルニアの手術、23歳のときの統合失調症の発病、52歳のときの胆嚢胆管の切除、54歳のときの腰の脊柱間狭窄症の手術くらいでしょうか。たとえ医者の資格を持っていても診断や治療がちがいます。ある程度の期間を設定して、セカンドオピニオンを受けてみるのもいい手かもしれません。

精神科病院では患者が病院を変えるのがなかなか難しいです。セカンドオピニオンをするなら主治医に紹介状を書いてもらわないと他精神科病院での治療やセカンドオピニオンはできません。私は11年前ネットのセカンドオピニオンをして調子を崩し入院しました。私が通院する精神科病院の主治医は私の言う望みどおり減薬してくれました。結局入院となりましたが、またきちんと治療して退院することができ、それから12年が経ちます。当時の病院の主治医も私の望みどおりにしてくれ、また治療をして社会復帰でき仕事にも復帰しました。この当時の主治医は気合が入った医者だったなーと思います。

【編集後記】

 SAMは最近、老化をひしひしと感じます。体力が落ちたり、肩が痛かったり、耳が聞こえづらかったり、腰が始終痛いのです。身体の動きも思ったように動きません。老眼になって目も見えにくくなりました。ここ3年くらいに、急にがた−っと身体の機能が落ちました。記憶力も落ちました。知人の親が認知症対策にゲームをやっていると聞いた事があります。私は人が作ったゲームをするなら自分でゲームを作ってやってみたいなと思う事もあります。

 SAMは最近、お酒もあまり飲まないし、賭け事もしないし、休日のドライブもやめました。H29年、年末に自動車も処分しました。仕事では車は、まだ運転していますがプライベートでは運転しません。車を処分しましたので、当然ですけどね・・・・・

 それと、年をとるに従い、肩・腰などからだの動きが悪くなりました。メガネは、老眼と近眼のメガネをつくりましたが、使いづらいので近眼のメガネで近くははずして物を見ています。精神科だけでなく、内科・整形外科・耳鼻科等の医療費も結構かかります。生物は年をとるものです。そして淘汰されてその一生を終えてしまうものです。SAMも老いを受け入れていく、歳になってきました。

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