メンタルにゅーすヒエダ

 

「神様は乗り越えられる試練しか与えない。」

202035日  Vol.292

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM

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E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

URL    http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html

 この間、TVer(テレビ無料配信サイト)で「JIN −仁−」というドラマで大沢たかおという俳優が言っていた言葉です。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」ということです。これは、現代の医者が江戸時代にタイムスリップしてその時代の綾瀬はるかと共に医療活動をするラブロマンスです。

 「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いた、SF要素の強い医療漫画。西暦2000年の現代から幕末の日本へタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも人々を救うため、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。その過程で仁は、日本の歴史自体にも大きな関わりを持つようになっていく。

 

作者の村上が遊郭について調べたことが、本作を描くきっかけになっている。遊郭の遊女は、口減らしとして売られた貧困家庭出身の娘や女衒(ぜげん)によって売られた身寄りの無い娘が多く、その娘が仕事柄梅毒に冒され、さらには有効な治療法も無かったため、次々と命を落としていった。この事実を知った村上は憤りを感じ、せめて漫画の中だけでも彼女たちを救えないかと考えたという。

 

ストーリー[編集]

 

Plume ombre.png この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(201210月)

 

東都大学付属病院の脳外科医・南方仁は、ある夜急患で運ばれた男性の脳から奇形腫を摘出する。その後、仁は頭痛と空耳に悩まされる。集中治療室から脱走した患者を止めようとしたが、階段からバランスを崩し、そのまま気絶してしまう。意識を取り戻した仁が、ふと辺りを見渡すと、侍達が斬り合いをしていた。実は、仁は文久2年(1862年)、幕末の江戸時代にタイムスリップをしていたのだった。 そこで仁は、過去の人間の運命や歴史を変えていることを自覚しつつも、人々を救う為、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。

 

SAMがこのドラマで特に気になったのは「神様は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉です。確かに、私は38年統合失調症に翻弄されて生きてきました。20年間は自暴自棄になり暗黒の日々でした。SAMが変わったのは援護寮ヒエダに入寮してから、何のきっかけか自分の罹患している統合失調症の勉強を始めました。それから「病気と障碍に対処するという」言葉を当事者発信の言葉として皆にニュースレターで伝え始めました。それが私の原点ですが私は統合失調症を乗り越えられつつあると確信しています。時間はかかりましたが乗り越えるために、SAM自身切磋琢磨しました。

JIN −仁−」というドラマをみてSAMは、確かに時間はかかりましたが統合失調症を乗り越えようとしている自分に気付きます。まだまだ発展途上ですが、時間はかかりますが昔のように自暴自棄にはなりません。私はそう思います。

「神様は乗り越えられる試練しか与えない」SAMはそう思います。「人生投げ出したらあかん」私はこれまで様々な試練を体験しました。少なくとも、下関市に来てからは、ひたすら統合失調症、躁うつ病、パニック障害など自分に罹患した病気や制度、病気と障碍を持ってどうやって生きたらいいのかなかなか分かりませんでした。

 しかし自分の人生を少なくとも下関に来てから投げ出したりはしませんでした。私は思います、「神様は乗り越えられる試練しか与えない」今ではSAMはそう確信します。未来に希望を持って生きていきます。医療技術や薬は日進月歩で進歩しています。そう考えて生きています。いつか統合失調症も治る医療技術や薬が開発されるかもしれません。SAMは、今ある医療で生きていきます。そしてその知識を信じて生きていきます。ペニシリンで梅毒が、肺結核などの不治の病が現代では完治しています。いつか統合失調症もこれらの病気も治る可能性がある時代が来るでしょう。青年の人生を襲う最大の病気がいつか治る日が来ることでしょう。私たち。当事者は、それを信じて生きていきましょう。まさに「神様は乗り越えられる試練しか与えない」そう信じて生きていきましょう。

【編集後記】

 SAMは気の小さいくよくよ悩む生真面目な人間です。今回、「TVer」で「JIN−仁−」での言葉「神様は乗り越えられる試練しか与えない」この言葉で、SAMに希望を持たしてくれました。皆さんも人間の英知で不治の病統合失調症も治るのを期待して生きていきましょう。今は病勢を抑えて、寛解状態にする薬も完治する医療技術や薬が開発されるかもしれません。それまでは、服薬を守り病勢を抑え寛解状態を維持し、そうして生きていきましょう。いつか完治する医療技術が発見されるかもしれません。SAMはそれまで、メンタルにゅーすでオンライン上にホームページとして、私の知識・経験・当事者の気持ち制度を広く皆様に平たく伝えていこうと思います。私一人のものの考え方・経験が、私の後に続く当事者にお役に立てばと思います。それが彼らの生きる糧、食料や水のような役目を果たして、皆様のためになればと思います。私の生きていて物事が冷静に考えられていれば、メンタルにゅーすが続けられるといいですね。多くの仲間が、私の後に続く。海の航海を安全にする灯台のような役目を、メンタルにゅーすがその僅かな光であればと思います。どうか皆様。メンタルにゅーすをお役立てください。

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