メンタルにゅーすヒエダ

 

「希望と目標」

2021年月日  Vol.318

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 SAM

T E L (083)-263-2687

FAX(083)-263-2688

E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

メンタルひえだURL    http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html

「希望」「目標」とはデジタル大辞泉には次のように書いてある。

「希望」 きぼう〔バウ〕【希望/×冀望】

[名](スル)
あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。「みんなの希望を入れる」「入社を希望する」
将来に対する期待。また、明るい見通し。「希望に燃える」「希望を見失う」
文法で、1の意を表す言い方。動詞に、文語では助動詞「たし」「まほし」、口語では助動詞たい」などを付けて言い表す。

「目標」 もくひょう〔ヘウ〕【目標】

そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。「島をにして東へ進む」
射撃・攻撃などの対象。まと。「砲撃のになる」
行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。「を達成する」「月産五千台をとする」「額」

 

 

実現できるか出来ないかの期待度としてはどちらも高いが目標は仕事・勉強・スポーツなどのときに使う事が多く、目標は実現性の高い目指すものではないかと思う。

 希望は、どちらかと言うと願いや淡い期待とSAMは認識します。どちらも人間活動の中では大切な言葉と思います。

 

 さて、私が傾注するナポレオン・ヒルの「成功哲学」という本の中でこういう言葉があります。「人間は自分で思ったとおりの人間になる」と・・・・・・・・

ヒルはその成功者の研究・追跡調査の中で悪人になると考えれば悪人に、善人になると考えれば善人に、貧乏になると考えれば貧乏に、金持ちになると考えれば金持ちになると明言しています。ここで、ナポレオン・ヒルというのはフランスのナポレオン大帝(ナポレオン・ポナパルト)のことではありません。ヒル博士は、カーネギー(1935-1919)から無償の依頼を受けて、世の富豪・成功者の成功に至った哲学の研究をしてそれを誰でも手に取れる本にまとめてくれと依頼を受けました。

 ここでカーネギーは「成功哲学」の研究に際して1銭も金銭を渡していません。無償です。ここにカーネギーのカーネギーたるゆえんの真価があります。カーネギーでよく知られているものは、彼は箱物の寄付が多い慈善活動家です。例えば、図書館などです。本代やそこで働く職員の給料などは自分達で運営して考えなさいというような考え方です。

 私がメンタルにゅーすで今回「希望と目標」で何を皆さんに伝えたいかというと、希望を持ちながら精神衛生を保ち、それを勉強・スポーツ・運動・仕事で役立てるのに人間何ができるかといえば、私の結論は「希望と目標」を持ち「その実現のために考え続ける人(思い続ける人)こそが人生の勝者なのだよ」という一つの考え方です。

 私がCIL下関・NPO法人らいとで働いて今があるのは、「この運動と仕事を細く長く続けよう」ただそう考えて働き続けているからです。長く希望と目標を持って働いていると自分の得意とするもの、才能が自分にも見えてきます。そのときに私は自分の方向性と団体の方向性を考えて、ただ運動と仕事をしてきただけです。

 多くの人達は、希望と目標を見出せないままその人生を終えてしまう人も少なくないはずです。カーネーギーはそれを見据えて、ヒル博士に成功哲学の研究を依頼したとSAMは考えています。何が自分を変えるのか人か本か昇進か・・・・・・・わかりません。ただ私は成功哲学という本で自分の人生はがらりと変わりました。我々には、多くの先人の残した書物があります。PCのネットで知る先人とは、またイメージの違う人たちの経験・知見が沢山積もっていますよ皆さん。

 

  「人間は思ったとおりの人間になる。」

 

 

【編集後記】

 私は齢(よわい)62歳になります。様々な人に出会いました。生来人がいいので人に利用されたり、騙されたりしました。ただ私が今でも誇りに思うことは人を騙した事がないことです。働いても給料をくれない事業主、仕事を手伝ってくれと頼まれても僅かの報酬、お金を貸してくれという知り合い・・・・いろんな人に利用されたり騙されました。

 ま、いい経験なのか悪い経験なのか、世の中いい人も悪い人もいます。しかし人間最低限の誇りと希望と目標を持って生きていきましょう。自己実現しましょう。何が自分にとってチャンスなのか目を見開いてアンテナを張りましょう。幸運の女神はほら貴方の目の前を通り過ぎますよ。必ず女神の前髪を掴みましょう。後ろ髪は掴めませんよ。

トップページに戻る