メンタルにゅーすヒエダ 「SOSのとき」 |
2021年8月20日 Vol.327 CIL(自立生活センター)下関発行 ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 白夢(SAM) TEL(083)-263-2687 FAX(083)-263-2688 E-mail s-cil@feel.ocn.ne.jp URL http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html |
白夢が状態を崩してSOSの時、上司に一声かけてくれるように頼んでいます。上司以外の同僚にも声掛けを頼んでいますが、白夢に声をかけにくいのでしょう。抑うつ状態や過敏になったときはよく分かりますが、躁状態になったら分かりません。それでも躁状態のなり始めに気付けるときは自分で対処しています。最近は、今ちょっと上がってるなと気付けるようになり何とか対処しています。
白夢はいつも持ち歩いているものがあります。お薬手帳、頓服です。それでも状態が回復しないときは、早退・休暇をとります。妻が同じ職場なので、白夢の状態異変のときは、頓服・受診など働きかけてくれています。白夢にとっては有難いことです。
白夢自身が状態異変を気付いたら、自分で対処しています。自分で気付けば、早退・休暇をとっています。そのように対処していると状態も回復していますので、自分の対処に間違いはないと今の自分は振り返ります。今の自分は嘱託でCIL下関・NPO法人らいとで働いていますが、病気と障碍のスタンスは同じです。
仕事は、自分一人でできる仕事で、メンタルにゅーすや助成申請企画立案などをしています。仕事は入社したときと変わりません。仕事は自分で考えて当事者の自分にしかできない仕事をやっています。自分は障碍のせいだと思いますが臨機応変な仕事が苦手です。人とコミュニケーションをとるのが苦手です。それでも仕事で必要な話は最低限ですがやっています。この一人職の仕事も幸をもたらしています。
調子が悪くなったら、上司に申告して早退・休暇を早めにとるようにしています。調子が悪いのに無理をして長期の休暇をとるより、早めに短期の休暇を取っています。上司や・同僚にショートメールを出して、自分の具合を確認することもあります。私と面と向かって話しにくいだろうと思って、最近はそのようにしています。いつものことですがあせらない・がんばらない・むりしないことのアガムの法則を守っています。同じ職場の妻が一番私と接しているので、私の状態を分かっていますので、お互いが相手の状態を分かっています。お互いに声掛けをしています。
独身のときは、友人・地域活動支援センターや医療スタッフに相談していました。今は、もう長いこと地域活動支援センターには相談していないですが、職場の上司や同僚、妻などに相談しています。下関に移住して21年が経ちました。上司や同僚、友人や知り合い、医療スタッフなどと声を掛け合い、地域生活・仕事をしています。病気の重度化と共に嘱託になってからは短縮就労しています。また薬を1.5倍に増やし、幻聴や妄想などの残存症状も日中継続的から間欠的になり、勤務時が楽になりました。
白夢は状態のいいとき調子の悪くなったときの対処を書面に残しています。上司や職場の同僚にショートメールを出したりすることもあります。また妻にもアドバイスをくれるように伝えています。頓服や早退、休暇や受診を心がけています。人間は自分自身のこととなると、案外、冷静に分からないことがあります。それで白夢は自分の周りの皆さんに相談することがあります。特に自分でも強く気を付けているのは、自傷他害をしてしまわないように、躁状態になり始めのときに気付けるように努力しています。
白夢は自分の状態のSOSのときのことを調子のいいときに考えていますし、書面に残しているのは白夢の状態が悪くなると冷静な判断ができないからです。特に躁状態になって自傷他害行為が出るのを危険視しています。皆さんも、調子がいい時に調子が悪くなった時の対応を考えておくことです。大切なことですのでよく考えておいてください。
白夢は自分の調子が悪くなると上司に報告をして早退か休暇をとることが多いです。大体2週間から1ヶ月くらい休暇を取ると回復しますので、そのようにしています。1ヶ月以上休んだことはCIL下関・NPO法人らいとではありません。それ以前の職場ではクローズで勤務していましたので、調子が悪くなるとすぐ退職に追い込まれました。今の職場CIL下関・NPO法人らいとでは、オープンで採用されていますので、早退や休暇も取り易いです。
また、メンタルにゅーすをオンラインのホームページ(HP)にしていますので、調子が悪くなるとHPをよく見ています。またメンタルにゅーすを編集していますので自分の精神衛生に良いのかもしれません。このメンタルにゅーすはフリーのプロパイダを使っています。最近はフリーのプロパイダも厳しくなり、定期更新の頻度と更新の手続きを3カ月おきにするようになりました。何にしてもメンタルにゅーすも18年目になりました。継続は力なり・・・・・
【編集後記】
メンタルにゅーすの編集も18年、もうすぐ高校生を卒業間じかです。こうやって振り返って考えてみると「光陰矢のごとし」18年もあっという間のことです。私は下関に移住してから20年ずっとニュースレターを編集しています。今まで取り組んだことの中でダントツに継続しています。勤務年数も毎年記録更新しています。特に援護寮ヒエダ新聞からメンタルにゅーすヒエダの校正にはPofMはまゆうの土井氏に添削してもらっています。20年土井氏に面倒を見てもらっています。有難いことです。それと同時に知り合って20歳、年を重ねたことになります。なんと壮大なプロジェクトを続けているのか。重責なミッションを2人で継続しています。メンタルにゅーすのタイトルは白夢が考えて編集していますが、精神保健福祉士と土井氏が新聞記者だった経験を生かして校正・添削をして頂いています。しかも事業所も職場の違う2人ですが、土井氏の好意でメンタルにゅーすを支えてもらっています。彼には感謝と共にまったく頭が下がります。本当に有難うございます。また、読者の皆様にも感謝します。メンタルにゅーすをオンラインのホームページにしてはどうかと何度も励ましてくれた看護師さんにも感謝します。20年の時と共にメンタルにゅーすが何かの役に立てばと続けています。(妻存命中に書いた文章)