メンタルにゅーす ヒエダ Vol.328 「SOSのときA」 |
2021年9月5日 Vol.328 CIL(自立生活センター)下関発行 ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 白夢(SAM) TEL(083)-263-2687 FAX(083)-263-2688 E-mail s-cil@feel.ocn.ne.jp URL http://blog.livedoor.jp/npo_light/archives/cat_8979.html |
メンタルにゅーす327に続いて「SOSのときA」を掲載します。箇条書きします。
1. 自分でできること
@ 調子の良いときに、悪いときの対処法を書面に記しておく。
A 幻聴や妄想を確認する。(家族や周囲の人に聞いてみる。)
B 確認後妄想・幻聴ならば対処、頓服する。
C 仕事量を調整する。
D 受診につなげる。
E 家族や仲間、上司や同僚に相談する。
F
PSW(精神保健福祉士)等の、医療スタッフに相談する。
G 休暇中なら昼夜逆転に気をつける。
H 安静にしておく。
I 躁状態なら、外界と隔絶する。
J 基本的に躁でもうつでも、過敏になっても必要以外、外出は控える。
K 早退・休暇でしばらく様子を見る。(白夢の場合これらで回復する。)
2. 自分でできないこと
@ 受診する。(主治医に相談する。)
A しばらく、休暇を取るなり、早退するなりの相談をする。(主治医、上司、家族)
B 薬を増やすか、薬を変更するかを考える。(自分としては増やしたくないが・・・・)
前回のメンタルにゅーすVol.327では文章だらけだったので、もっと分かりやすく「SOSのときA」を掲載します。
皆さん調子の悪いときは調子の良いときに、対処法を考えて書面に残しておくと良いでしょう。また、相談できる機関(病院、CIL)や人(PSW、相談支援専門員、信頼できる仲間)等普段から社会資源を確保しておいて下さい。保健所にも精神保健福祉相談員がおりますので電話してみてはいかがでしょうか?私は上記の箇条書きのことを考えて、病気と障碍に対処しております。決して一人で孤立せず、自分の周りの社会資源や人を確保しておいて下さいね。私は以上の様な事をやっております。
また下関には、菊川に「心の病を考える当事者の会」、身体障害者福祉センターで「ピア・ハート下関」の自助会があります。そういった自助会で、感情の開放(喜怒哀楽)、相談、普通では話せない幻聴や・妄想の話をお互い話し合ってみたらどうでしょうか?両方共に障碍者主体で前者は健常者が世話をしています。後者は当事者が運営しています。
「心の病を考える当事者の会」TEL:080-6310-8768
「ピア・ハート下関」 TEL:083-263-2687 白夢(SAM)
自分の目指すロールモデルに出会うかもしれませんよ!是非ご参加をしてみてはいかがですか?電話してみて下さい。前者は19年、後者は14年運営されています。ピア・ハート下関は当事者の白夢が世話人をしています。興味があったら、お電話下さい。両方の自助会共に9時から17時までにお電話して下さい。
ピア・ハート下関では、当事者同士で1人20分くらい話を聞きあいます。古い人で14年発足当時から参加者がいます。両方の自助会に参加する人もおられます。ピア・ハートはミーティング形式で一人20分の主人公の話をお互いの持ち時間で聞きあいます。白夢の話す時間がなくなるほどに熱心に話し合います。2カ月おきの開催で心の病を考える当事者の会は15人くらい、ピア・ハート下関は5〜8人くらいの参加者がいます。白夢も両方の会に参加していましたが、病気の重度化で車の運転をやめて両方の出席はやめました。ピア・ハートだけの世話人をしています。それと、自動車の運転をやめたので自助会(心の病を考える当事者の会)に通えなくなりました。歳をとって自動車の運転に自信がなくなりました。
【編集後記】
今、自分の抱えるものや病気は、統合失調症、躁うつ病、パニック発作、副鼻腔炎、歯茎の痩せ、右足膝痛、腰痛などです。7つありますが、今一番困っているのは膝痛と腰痛です。3日に1回と4日に1回耳鼻科に、週1回歯茎の治療をしています。歯や歯茎が悪くなったのは、統合失調症になって15年間ケアを余りしなかったからです。腰は19歳のときヘルニアで手術、54歳のとき脊柱間狭窄症で手術しました。精神の病は何とか対処できるようになりました。基本は、服薬や安静、歯磨き、腰は腰痛体操、膝は膝体操をしています。何とかやっています。
仕事は、自分ができる範囲で嘱託を続けていこうと思います。自分が18年続けてきたメンタルにゅーすを途中でやめるわけにはいきません。メンタルにゅーすはできれば大学卒業の22年間を目標にしてやっていこうと思います。今まで何をやっても続かなかったことがメンタルにゅーすの編集とCIL下関・NPO法人らいとの仕事は続いています。勤続年数も毎年記録更新しています。自分でもこんなに仕事が続くのは不思議です。多くの私を包摂する人達のおかげで続いています。自分でも仕事がこんなに続いているのは奇跡だと思います。改めて自分は生きているのではない、生かされているのだと思います。