メンタルにゅーす

ヒエダ

Vol.353

「肥満A」

2022115日  Vol.353

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 白夢(SAM

TEL(083)-263-2687

FAX(083)-263-2688

E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

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白夢は2018年まで3年間かけてダイエットしました。20kg近くのダイエットでした。通常ダイエットすると、すぐにまた太り始めていましたが、もう5年、体重は63kg前後をキープしています。ダイエットは炭水化物制限です。朝は小さなおにぎり1個、昼は1つの弁当を妻と半分ずつ、夕食はご飯を茶碗に七分目食べます。朝と夕のご飯は玄米ご飯です。休日の土日は制限無しです。でもあまり食べなくなりました。土曜日の昼、外食をするぐらいでしょうか。運動はしていません。しいて言えば、通勤に4000歩くらいです。最近は、炭酸水も飲まなくなりました。おなかは起きている間中、常にひもじいです。間食はほとんどしません。煙草をやめて15年が経ちます。そのためご飯がおいしく感じよく食べていました。すぐ、また太り始めました。80s近く太ってきたのと血圧が高いので体重を68sに落としなさいと医師の指示がありました。それで2015年から2018年の3年かけて炭水化物ダイエットをしました。ダイエットには2つの壁がありました。70sの壁と65sの壁です。70sの壁は体重の停滞期と考え継続していたら3ヶ月で65sまでやせましたが、65sの壁がダイエットを継続しても落ちませんでした。それで、ネットを検索していて、ココナッツヨーグルトという93種類の植物が入っているものを買いました。これは粉末で、200tの水に専用のシェイカーで200t、スプーン2杯で50kcalです。最初は、朝食の置き換えに摂取していました。今も続けていますが、置き換えはやめました。保険みたいな感じで摂取しています。

 統合失調症の抗精神病薬の副作用に肥満や糖尿病があります。食欲が昂進されるのでしょうか?私もリスペリドンの飲み始めの2年間は血液検査をしましたが変化がなかったので、それ以後血液検査はしていません。事業所で1年に1回定期検診をしていますが、血糖値・ヘモグロビンa1cの異常値はありません。ウエストは15p位小さくなり腹回りは皺だらけです。しかしこの皺はダイエットの勲章と思いかみしめています。

白夢は、現在も体重63sを維持しているのは、仕事をして活動しているからだろうと思います。身体は動かしていませんが思考活動のエネルギー消費は相当多いいと聞きます。白夢の性格上論理的につじつまが合わないといけないと常日頃からそう考え仕事をしております。ひょっとして白夢は気が小さい、考えすぎなのでしょうか?白夢のやっていることは業務上、論理的なつじつまが合わないといけないです。メンタルにゅーすにしても助成の申請業務にしても論理的思考が必要です。業務上曖昧さが許されない仕事が多いです。曖昧さが許される業務が許される仕事であればいいと思うことがありますが、白夢の性格上曖昧さと論理ならば、論理的な仕事を選びます。白夢は仕事とは論理的作業の積み重ねだと考えています。

 22年前、下関に移住して、援護寮で生活技術の習得、病気と障碍・服薬、残存症状への対処等勉強して、病識に覚知して不完全寛解状態ですが、思考を論理的に統合できるようになってきました。ニュースレターの援護寮ヒエダ新聞、メンタルにゅーすヒエダ、精神関係の冊子の編集が、白夢にとって論理的思考ができる訓練になりました。それには服薬の遵守が良かったのでしょう。しかし白夢が病識に覚知するまでには20年の時を経ました。多くの私を支えてくださる方たちの存在が、現在の白夢の障碍者運動、NPO法人らいとの事務の仕事に繋がっています。

話がそれてきたので元に戻します。統合失調症の非定型抗精神病薬の副作用で肥満の副作用があります。人間太っていることは本人が一番気にします。統合失調者だって人間です、太っているのは気にします。それで私もあれこれ様々なダイエットを試みました。今のところ炭水化物減量のダイエットが白夢にはあっているようです。連れ合いも炭水化物ダイエットをして5sやせました。私も連れ合いも、もう63歳と61歳です。その年までダイエットかと思われることがあるかもしれません。白夢と連れ合いは、体格指数BMI22を目指しています。BMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)22が一番病気に罹りにくい健康な値です。白夢の健康体重=22×身長()×身長(m)62.8kgで現在の白夢の体重は62.5sです。皆さんもBMI22の体重を目指して頑張りましょう。(妻存命時書いた文章)

【編集後記】

 皆さんは信じないかもしれませんが白夢は30年前は100sありました。ちょっと動くだけで息切れがしてあまり動くことができませんでした。精神科病院に4年入院して63sまで落としましたが援護寮で80s近くありました。ダイエットをして73sまで落としました。そのころ73kgならいいだろうと勝手な判断をしていました。そのころはCIL下関・NPO法人らいとで働いていましたのであまり体重のことは気にしなかったです。CIL下関・NPO法人らいとで生活習慣病予防検診を受けて結果が悪かったので保健師の指導を受けていました。何年か指導を毎年受けていましたが効果が出ず、体重、ウエスト、高脂血症、高血圧の薬を飲み始めて指導はなくなりました。それで今は、高脂血症、降圧剤、向精神薬を服薬しております。薬の種類、ミリ数は別にして130タブレットは服薬しています。睡眠導入剤だけでも4種類服薬しています。精神科以外の科に行くと薬を出してくれないか、二の足を踏む医師もいます。自分でも相当悩んでいるなと考えていまして、精神科の主治医に相談したら、抗うつ剤、リスペリドンとアキネトンと睡眠薬が2系統、下剤が2系統でたいしたことはないとのことです。他科の医師は二の足を踏んで薬を出してくれないというと主治医はたいしたことはないとの返答でした。このままでまた新しい病気になったらと、治療のしようがないと言われたらどうしようかと、SAM自身気をもんでいます。また何かあったら精神科の主治医に相談してみればいいと考えています。一番いいのは病気にならないことが一番なのでBMI=22を維持していこうと考えています。まだ起きてない未来より今をしっかり生きることを考えています。

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