メンタルにゅーすヒエダ

Vol.391

SAMの存在」

202591日  Vol.391

CIL(自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集 白夢

TEL(083)-263-2687

FAX(083)-263-2688

E-mail  s-cil@feel.ocn.ne.jp

URL    https://cilsimonosekiraito.wixsite.com/website

 白夢は山口県下関市で障碍者運動をしてきて、幸いメンタルにゅーすは海外から閲覧する人が増えてきました。下関の援護寮ヒエダ新聞からが始まりで、最初は援護寮の13人くらいから増えてきました。福祉工場、支援センター、作業所、他機関、などしだいに読者が増えてきました。所詮ずぶの素人の編集だから、たいしたことがないと思うかもしれません。確かに病院、施設には医者や看護師、精神保健福祉士、介護福祉士の専門職の人達がいます。自分の仕事の範疇ではプロでも、自分の仕事以外では何も知りません。私はメンタルにゅーすで、いろんな仕事の人達のことで当事者が知っていなければならないことを編集しています。専門職に任せていればいいと考えている当事者は、自立は上手くいかないように思います。私は自分のことは自分で決めて自己責任を取っています。そして精神障碍があっても地域社会で生きていけるように自分で自分を実験しています。

 それは何かと言うと、服薬・通院、状態を崩したら早めの受診につなげています。この実験には裏づけがあります。白夢は下関に移住して自立生活を始めて、服薬が不規則になり一度入院しました。そしてまた、社会復帰して仕事をしています。今でもCIL下関・NPO法人らいとで働いています。服薬・通院・早めの受診で入院後退院して13年社会生活しています。この13年で私が統合失調症を発病してから分かったある確信があります。服薬・通院、早めの受診を守るだけで状態の安定化、ストレスコントロール、病気と障碍の対処ができるという事です。これは白夢の経験則の実験でした。これは多くの精神当事者にだれでもできることです。調子が良いからといって、断薬しないで下さい。服薬を守ってください。私の自分自身への実験で、その後は入院するほどに状態を崩してないので、白夢の経験則に間違いはないことだろうと思います。

 白夢の実験は、精神障碍で一般的に言われている服薬により、病勢を抑えて寛解状態を保っているから、入院をするほど状態が崩れないのだろうと思います。私は精神障碍の第一選択治療服薬を規則正しく守っているだけです。今までで一番長い社会生活は15年でした。今は仕事をして25年です。20年のうち10ヶ月入院して、24年入院していません。これはどう考えても、服薬が第一選択治療の証拠になります。皆さんも服薬・通院、状態を崩したら早めの受診を守ってくださいね。それと、仕事はオープンでみんなに支えてもらっています。自分では気付かず調子を崩したとき、周りの人達が教えてくれるので助かっています。

 このように、周囲の理解と対応で精神障碍者も長く働くことができます。私は自分の力だけで再発を防いでいるのではありません。多くの仲間や知り合いに助けられて白夢は幸せに思います。精神の障碍があっても、周囲の理解や対応で長く働くことができるのが白夢を実例にとっても分かります。統合失調症の人が何もできない狂った人達だと言うのは、間違いのように思います。当事者への対応の仕方、場合によっては早退・休暇をとることで状態の増悪を防ぐことができます。白夢は以上のことをして25年間 CIL下関・NPO法人らいとで働いています。仕事を覚えるまで時間がかかりましたが、上司は見守ってくれました。今の目標は、メンタルにゅーすを22年間続けることです。私の拙い経験と考え方、生活の仕方を例に編集しています。私には上司・同僚・知人・支援センターの職員・看護師、主治医・精神保健福祉士達がいます。白夢は根が真面目なせいか、支えられると裏切らないように、下関に来てから誠実に仕事・生活をしています。そして継続は力なりと言う言葉を肝にすえています。拙いメンタルにゅーすの編集も18年になります。これからも、アガムの法則せらない・んばらない・りしないで仕事・生活をして生きていきます。

 下関でもネットを見て、私に会いにくる当事者のご家族がおられます。状態を崩して不幸にも入院する当事者がおられます。そんな話を聞くと、白夢は病識のなかった38年前を思い出します。私が病識を持つまで20年と言う時間がかかりました。そして現在ではネットのHPで、海外からメンタルにゅーすを閲覧する人がいます。

 当事者の皆さんに白夢からのアドバイスです。当事者の書いた冊子は図書館に置かしてもらいましょう。白夢も下関図書館に8年かかって説得して置かしてもらっています。白夢は、このほかに国会図書館、大阪府立中央図書舘、山口県立図書館、下関保健所、生活保護課などに置かせてもらっています。特に図書館には、精神当事者の執筆した精神保健福祉分野の著作物はありません。私はそこをついて図書館に置かしてもらいました。いずれにしても当事者は、あらゆるメディアに向けて発信することが大切なことだろうと思います。私はそう考えて、図書館に冊子を置かしてもらっています。またHPでオンラインのネットに配信することも大切です。これらも我々当事者の運動のひとつだろうと思います。頑張りましょう。

 

【編集後記】

 私は今までに様々な人に迷惑をかけたり、お世話になりました。幸い病勢もドラッグコントロールして何とか地域社会生活をしております。精神分裂病(統合失調症)と主治医に告知されて、一生入院生活、結婚できない、仕事も続かないと考えていましたが、それらすべてを覆して、実現しました。精神の病気は長期戦です。自分が病気だと認識して積極的治療に専念するアドヒアランスが必要です。今は経口、デポ剤、経皮吸収、電気麻痺療法しかありませんが、いずれは治るかもしれません、時間がかかります。400,500年くらいはかかるだろうと思います。それくらい時間が経っても治療法の完治ができない可能性もあります。江戸時代までは、私宅監置して精神病者を見ることが一般の人には分かりませんでした。現在のように人生100年時代でなく、20,30年の平均年齢で統合失調症を発病する前に亡くなり見かけることがなかったのかもしれません。統合失調症の発病頻度の高い年齢層は15~30歳です。これは青年の人生を台無しにする病気と言われていましたが、今ではQOLにあった薬が開発されてきています。

 

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