メンタルにゅーす

ヒエダ

Vol.398

「治療抵抗性統合失調症」

2026 4 1 日   Vol.398

CIL (自立生活センター)下関発行

ピア・ハート下関(精神自助会) 編集  SAM

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 私の弟が 43 歳の時、統合失調症を発病しました。最初の病院では解離性精神障害という診断でした。県立病院に病院を変えて、そこで治療抵抗性統合失調症と診断されました。今ある非定型抗精神病薬をよく検討して薬を試さず、 2 種類目の薬でクロザリルを処方されました。ところが血液検査で白血球が多くなりクロザリルが使えなくなりました。弟の主治医が何を考えていたのか分かりませんが他の非定型抗精神病薬をぜんぶ試さず、すぐにクロザリルを試しました。その薬の効き具合が悪かったのか、電気麻痺療法と併用するようになりました。確かに電気をかけると大人しくなりました。そしてディスパダールを使い始めて落ち着いていました。主治医が不審に思って、看護師さんから弟の妻に他の精神科病院にかかっていないのか鎌をかけられました。そのころ非定型抗精神病薬で一番実績のあるディスパダールに薬を切り替えていました。弟の妻は正直に他の病院に行ってないという返事を看護師さんにしました。電気をかけて 2 年余りが経ちましたが、状態がよくなったのか電気はかけなくなりました。ディスパダールで落ち着いていました。

 ところが、弟の状態が急変して、再び電気をかけていいかと弟に主治医が話すと、弟は同意しました。私は人間に電気をかけるというのに、この施術に嫌悪感を感じます。明らかにクロザリルを使ったことによる状態の悪化だと思います。いろんな薬を試してクロザリルになったのなら納得しますが、私は遺憾に思っています。医療過誤ではないかと思います。弟の主治医がその病院ではクロザリルを使う担当なので、論文でも書いて弟のケースを学会に発表しようとしていたのではないかと私は思っています。弟は主治医の言いなりになっています。自分の妻と家庭で話をするときは、電気は記憶がなくなるので嫌だと話していると弟の妻から聞いています。弟は医者の言いなりです。現在の電気麻痺施術は麻酔と筋弛緩剤を使いますので安心だと厚労省は言っていますが、厚労省は、電気の医療効果の実態を知っているのかと私は考えます。

 私は 19 年前に弟が統合失調症だと妻に聞いたので、弟に私は会いに行きました。そのころは安定していましたが、時々夜中に起きて妄想があったのか、誰かが俺を殺しに来ると言って鎌をもって立っていたと聞いていました。私は弟に統合失調症になった気持ちが分かったかと言ってやろうと思いましたが弟の哀れさに何も言えなくなりました。私は哀れで嘆かわしい気持ちでした。私は科学的な思考をするタイプの人間です。私が統合失調症を発病した時に弟に罵倒されたことを思い出します。このキチガイがお前とは口をきかん 2 度と連絡してくるなと言われたことを思い出しますが因果応報という言葉がありますが、まさにその通りになっています。皆さん自分の家族に統合失調症の兄弟姉妹がいるなら、もしかして自分が精神病になる可能性があるかもしれません。気を付けてください。私の家系では祖父の兄の息子が統合失調症でした。私にとっては叔父さんにあたります。統合失調症は、遺伝しないと言われていますが統合失調症家系という家系はあります。統合失調症は 100 人に 1 人が発病すると言われます。発病確率が 1% と言われています。日本だと人口が 1 2 千万人くらいだから120万人くらい統合失調症者がいます。皆さん統合失調症の家族がいたら気を付けてください。自分の兄弟姉妹で発病していない人も可能性があることを踏まえて生活する方法はあります。ストレス、あせる、頑張る、無理をすることをしないで生活しましょう。平安、平穏な生活を目指しましょう。私は、睡眠時間 2 3 時間で仕事をして統合失調症を発病しました。明らかに働き過ぎです。仏教用語で中庸に生きることを勧められます。柳の木のように生きることです。統合失調症で気を付ける生活は以上です皆様気を付けて生活ください。

 現在の医学では、統合失調症の治療は薬物療法と精神療法が第一選択治療です。この病気は治癒しません。病勢を抑えて寛解(かんかい)状態を維持していれば社会生活をすることができます。あせらず・がんばらず。むりしない、病気と闘わず・克服せず・向き合ってください。私は以上のような生き方をしています。それともう一つ、過去掘りをしないことです。自分がなぜ統合失調症になったのか考えて悩んでも今の自分の病気が治癒するわけでもないので、下手な考え悩むに似たりです。

統合失調症に罹患して、私は43年になります。途中、病識がなく他科の病気のように薬をすぐに止めました。4回目の入院の後は断薬していませんが4回の入院は断薬が 100 パーセント原因です。 4 回目の入院後は服薬を守る実験をしています 17 年入院していません。統合失調症にはやはり、服薬が必須なことが分かりますし、服薬の飲み忘れでも、調子が分かります。やはり服薬は大切なことです。私は、状態が悪くなったら対処するか、受診につなげています。

【編集後記】

治療抵抗性統合失調症治療について

         今の治療で長い間、幻聴や妄想がよくならない

         社会復帰したいけど、うまくいかない

         足がムズムズして自分には薬があっていない

こういったことで悩んでませんか?
きちんと薬を飲んでいても、幻聴や妄想、自分や人を傷つけるといった症状がある方は、「治療抵抗性統合失調症」かもしれません。

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